アーティストのピメリコが主体となり不定期に営業しています。場所は湯河原を中心に、オンラインや出張も行っています。
ネイティブアメリカンのティピーテントの中でくつろぎながらおしゃべりするような、そんな感覚で遊びに来てほしいと願い、この名前をつけました。
アーティスト・トークはたくさん開催されるけれど、アーティストが話を聞く機会がもっとあっても良いのでは?という発想と、ピメリコ自身の様々な新しい興味や探求と相まって、この企てが生まれました。
マスコットの《アマリリス》(色えんぴつ, ピメリコ作, 2024年)
よく聞く、しっかり見る、そんな姿勢をリスで表現しました。
ピンク色のアマリリスの花言葉は「おしゃべり」
ピメリコについて
現代アーティスト。2児の子育て中。
1975年生まれ。大学卒業後システムエンジニアとして企業で働いたのち、イギリスへ留学して現代アートを学ぶ。現在は神奈川県在住。
動物や植物を擬人化したり、神話や古典文学を作家の視点から再構成するような映像や立体、パフォーマンス作品などを国内外で発表している。
Waves Projectを立ち上げて美術展やイベントの企画・運営を行うかたわら、最近では他分野の研究者と共同でワークショップなども行う。自然現象や動植物と人間を並列に捉えるような視点を持っている。
シェイクスピアの戯曲「マクベス」に登場するthe weird sisters(3人の超自然的存在)を題材に作品を作ったあと、SNSに流れてきたタロットカードの神話的・文学的な絵柄に目が止まり、自身の作品との親和性を感じて興味を持った。タロットカードを入手すると同時にプロに師事、カードリーディングと数秘術を習得し、半年間の研修期間にリーディングの経験を積んだ。
神話または中世の場面が描かれた絵柄をつかって、現代の人の心や関係性を読み解くということに、過去と今、さらには未来が繋がり時を行き来できるような新鮮さに感動を覚えた。タロットカードは諸説あるが起源は中世(13世紀〜15世紀)のヨーロッパと言われる。数秘術は紀元前の数学者ピタゴラスやカバラに起源をもつ。
カードを複数組み合わせるリーディングでは、様々なシンボルや色、数、人物像や場面などが、予定調和なく並ぶ。論理的なストーリーでは語れないコラージュ的な景色であり、容易に辻褄の合わない夢のようでもある。
そんなところに人間らしい多面的なリアリティがあり、読み解く面白さと日常的な思考ではたどり着けないヒントが隠れている。
ビジュアル言語を扱うアーティストとしての感性とデータ好きな側面を生かしたリーディングと、オーダーメイドのアートワークショップを提供したいと思い2024年8月にWaves Tipeeを立ち上げた。
ピメリコウェブサイト
Waves Tipee のポリシー
お客様とのリーディングセッションで以下のようなことを心がけています。
・お客様の言葉を中立的な立場で聞きます。
・相談内容について、批判したり決めつけたりしません。
・カードや数秘術のアドバイスを的確かつ温かい言葉で伝える努力をします。
・お客様の感性やひらめきを尊重します。
・ご相談内容や個人情報などについて守秘義務を守ります。